2006 - 3 /26
茶色い耳の詩人
春分を過ぎると、風にのって鳥たちの声が聞こえてきます。
それはもう、うるさいくらいに。
バードフィーダーの常連さんであるヒヨドリは、近くに人がいてもかまうことなく、ずっと歌いつづけています。
ピーヨピーヨ!。
ピーヨピーヨ!。
梅にメジロというような、彩り豊かな組み合わせではないけれど、ネコヤナギにヒヨドリは、彩度の低い北国の春には、相応しい組み合わせです。

英名は Brown-eared Bulbul。
たしかに耳にあたるところが茶色いです。

Bulbul は 鳴き声のよい鳥を指すようですが、ヒヨドリの仲間はみなこう呼ぶそうです。
投稿者 hamayo : 19:23 | コメント (7) | トラックバック
2006 - 3 /22
ATコマンドーっ!!
コマンドー じゃなくて コマンドです。
ATコマンド。
昔はときどき使いましたが、2006年春、ふたたび使うことになろうとは思ってもみませんでした。
「3000s」という、かなりけったいなFAXがあります(ありました。過去の遺物です。)。
DSU/TA内蔵で ISDN回線が直で入る、ワイヤレスパソコンアダプタ増設可能なコードレス電話機付きホームFAXです。
ま、何でもかんでも詰め込みまくりの家庭用FAXです。
# この後 「3100LS」という、Lモードがさらに加わった
# 超てんこ盛りFAXも出てます。
ぼくがからむのは、やっぱりというか何というか、ワイヤレスパソコンアダプタ(以下、WL-PCADP)です。
このお客様、「3000s」の本体が故障して、メーカーに修理に出していたのです。
修理に出していたあいだ、同じ機種が代替機として貸し出され、WL-PCADPのほうは故障していないので、そのまま代替機に増設子機として登録され、使用されていたようです。
それを今回、修理から帰ってきた親機に登録し直すということで、ちょっくら出掛けてきました。
この WL-PCADP、増設は簡単なんです。
「XXボタンを押しながら電源を入れ、○○を押し何秒以内に~~を登録」みたいな、良くあるパターンで登録できます。
問題は減設です。
いったん登録した WL-PCADPを、代替機の親機「3000s」から登録抹消するためには、ATコマンドを使わないとダメなのです。
行きはよいよい帰りはなんとやら、ってわけですが、使用者から苦情とか来ないんだろうかとこっちが心配してしまいます。
そうはいっても、保守マニュアルに書いてあるとおりに打てば良いだけなのですが、間違って打ってとんでもないことになるような気がして、ビビリまくりで打ち込んでいきました。
結果的には時間にして数分、あっけなく終わりました。
でもやっぱり何となくイヤです、ATコマンド。
コマンドの数はかなりあるのに、ヤツってば口数が少なくて。
え?、OKなの?、ダメなの?、どっちさ?、って。
まぁしかし今後も生き延びていくのでしょうね、ATコマンドは。
使う必要はないですけど実装されていますよ、とか、ほかの方法でできますけど ATコマンドも使えますよ、みたいな感じで。
ぼくが次に使う機会はいったいいつ訪れるのでしょうか。
投稿者 hamayo : 20:41 | コメント (0) | トラックバック
2006 - 3 /18
春、ひとつ見っけ
ようやく目視できる「春」を見つけました。
部屋に飾りたいけれど、花が咲くといちめん粉だらけになる(過去に経験済み)ので、写真に収めて壁紙にでもするかと、撮ってきました。


でもネコヤナギだけでは頼りない。
ふきのとう が出てくれないことには、まだまだ油断はできないのです。
投稿者 hamayo : 20:38 | コメント (5) | トラックバック
2006 - 3 /15
ネコ
動物に好かれます。すごく。
あるお宅でノートPCのキーボードを叩く。
動くものに興味をしめす若いネコは、ぼくの指を追いかけます。
タイピングをやめ指が止まると、尻を振り振り獲物を捕まえるポーズを見せます。
そして指に飛びかかってきます。
またあるお宅では、黙々と作業をしているぼくは、背後に気配を感じます。
そこにはネコがいて、じっとぼくの一挙手一投足を見つめています。
「あら~、昨日来た電気屋さんには怯えて逃げていったんだけどね~」
「匂いで分かるのかしら?」
何が分かるの?。
なんの匂いで?。
ペンオペレーションPCを使うこともあるぼく。
やはりネコの興味をひくのは、タッチペン。
そのペンの動きにそそられるのはもちろんのこと、モニタにタッチすると音が鳴るようなオペレーションなどしようものならネコまっしぐら。
ちょっと目を離した隙にモニタを触る触る。
車に行って戻ってきたら、デスクトップのアイコンがそこらじゅうに散らばってたり。
いやー、ネコは大好きなんですけど、ネコの毛アレルギーなんですよ。
でも昔はネコ飼ってました。
一年中、くしゃみ、鼻水、涙目の三重苦でしたけど、ネコが好きだったんで。
ノラネコをパチリ。去年の秋。

いまは飼ってません。
ネコ温度計のネコをかわいがってます。
『ネコ温度計観測所』
http://oshige.com/cat/blog/
投稿者 hamayo : 22:18 | コメント (4) | トラックバック
2006 - 3 /11
すかっと晴れんなぁ
ひっさしぶりのお休みでしたが、ダーク&ヘヴィネスな空模様で気分は沈みがちな土曜日。
以前 三寒四温のことを書きましたが、よーく考えるとこの周期で天気が移り変わっていくと、毎週末おなじような天気になってしまうんですよね。
1週間は7日なので。
振り返ると今年の冬は、お休みの日はとことん天気に恵まれなかったです。
まぁ冬の北海道日本海側の、平年の晴れ日数や日照時間なんかを見ると、晴れの日に当たるにはかなりの幸運が必要なことが分かります。
それでも今年はひどすぎた・・・。
明日はまたお仕事です。
早く寝よ。
ダーク&ヘヴィネスな空

春は海から。夕刻の岬。

投稿者 hamayo : 22:35 | コメント (2) | トラックバック
2006 - 3 / 2
続・ダイヤルアップアクセスポイントはひっそりと
・・つづき
「つきましては、コンフィグデータをメールでお送りしたいので、アドレスを教えてください。」
と言われてもメールを受信できる環境にはないので、いちど事務所のパソコンで受信し、それをUSBメモリで物理的に送り届けてもらうという、なんともはやな方法を取ることにしました。
まぁでもひとまず良かった。
ひとつずつ手打ちでデータ投入しなきゃならんのかと、逃げ出したい気分になってたんで。
こういう機器って、ふつうラックの中にコマンドリファレンスとかマニュアルが無造作に置いてあるものなのだけど、設置当時のUPSのデータシートしかありません。
でもUSBメモリが届くまでのあいだ、広大なフロア中を探し回って、ようやく見つけることができました。
なんとまー、フロアカーペットの予備シートが入ってる段ボールの中に、CD-ROMと一緒におかれてました。
誰だよまったく。
さてコンフィグデータは到着しました。
なぜか 9pinオス←→9pinメス のシリアルケーブルも持ってたりします。
Tera Term で接続もできました。
コマンドラインインターフェイスというよりも、カーソルキーを使うGUIと言ってもいいくらいの、かっちょいい画面が表示されました。
これにはびっくり。
あとはもう、ほいほいほいっとファイルを転送してリブートさせたら、またも1時間試験結果待ちです。
けっきょく試験OKになって外に出てきたときには、もう夕方になってました。
大したことはしてないんだけど、初めての仕事ってなんだかすごいスピードで時間が過ぎていくものです。
一年の内に何度かであれば、こんな「ドキドキ初仕事」みたいな日があってもいいかな、と思いました。
でも毎日じゃ精神壊れます。
投稿者 hamayo : 19:56 | コメント (5) | トラックバック
2006 - 3 / 1
ダイヤルアップアクセスポイントはひっそりと
このあいだは日曜日なのに、早朝から労働してきました。
しかもちょっと荷が重かった。
そういう契約がウチの会社にあったことは知っていて、その担当がぼくなのも認識してたんだけど、そんなもん雷に撃たれるより確率低いんじゃないの?、って感じで ほぼ100%アタマの中から追い出しておりました。
某プロバイダの某回線の某アクセスポイントが故障しちゃったんです。
んで、ぼくは一体どうすればいいの???
こういう緊急性の高い内容の仕事は、通常は「実務系上司」から第一報が入るのですが、今回はあまりにも緊急性が高いからなのか、「実務系~」に連絡が付かないからなのか分からないけど、「象徴系上司」から第一報が入りました。
「○○の プ、プロバイダが、えーとえーと、ダメになったらしい!」
なんという表現力。
株を持っているなら早いとこ売りなさい、ってことなのか?、と。
気が抜けるよなぁ。。。
事務所に駆けつけた時には「実務系上司」にも連絡が付いて、内容は把握できたものの、何をすればいいのかはやはり分からず。
たぶん、故障対応フローみたいなのがあるはずなんだけど、日曜なのでそんなもの誰がどこに保管してるかなんてサッパリ分かりません。
まぁとりあえず行くか。
いろいろあったけど、とりあえずラックの前に到着。
NEC製のルータです。
いわゆるNASってヤツです。
センターに連絡してフローを確かめると、予備機が設置してあるので回線をそちらに切り替えてくれ、とのこと。
なーんだ。それだけのこと?。
ま、考えてみればそりゃそうだよな。
いちいちその場で切り分けや修理なんてやってられない。
DA か HSD か分からないけど、いかついDSUからの回線をポチッと切り替えてセンターに連絡。
試験に1時間かかるとのこと。
こりゃ楽勝だな、とのんびり結果を待つこと1時間。
「予備機のデータはカラッポのようです。」
え?。
てゆーか、それ調べるのに1時間も掛かったの?。
「データの投入をお願いしたいのですが。」
あ、やっぱり?。
Ciscoやアライドならまだしも、こんなダイヤルアップ用のNASなんて弄ったことないです。
さぁどうしよう。
・・・つづく。
God

北海道の長い冬を暮らしていると、空の存在を忘れてしまうことがあります。
種田山頭火の句に、「分け入っても分け入っても青い山」というのがあるけれど、あたりは見渡すかぎり白い山にかこまれ、稜線から上はすべて灰色の雲雲雲。
空はどこへいったのだろう?。
けれどある瞬間、水銀より比重のあるその黒雲を切り裂いて太陽光が降り注ぎ、わずかながらの面積を持つ青空がそこに出現します。
その時ぼくたちは、冬が終わり、春が始まることを認識します。
オランダのメロディアス貴公子 Robby Valentine の、Valentine名義となって初めてのアルバム Valentine。
そのオープニングは、まさしく「冬が終わり、春が始まる」瞬間を切り取ったような、眩しくて目を開けていられない情景をメロディにした一曲です。
そもそも Robby Valentine を形容する言葉としては、「甘い」、「大袈裟」、「クサい」、「キラキラ」の4要素が代表的なものだけど、それらすべてをパーフェクトに高めたのが、このアルバムだと思います。
音楽性としては、Queenフォロワーというよりも、Queenオタクと言った方がいいでしょう。
Queenが好きで好きでたまらないというのが、すべての曲から感じ取れます。
それは「影響を受けた」なんて生やさしいものではなく、かといって「パクリ」でもない。
Queenのすべてを吸収し、90年代前半の闇の中でじっくりと熟成させ、90年代後半に一気に昇華させたかのようです。
彼の曲を聴いて、恥ずかしくなって鳥肌が立つのは、正常な感覚の持ち主だと思います。
感動して鳥肌が立つのは、メロディアス馬鹿です。
圧倒的なメロディの洪水に、腰から砕け落ち、涙を止められなくなったのが、ぼくです。
そんな、甘くて大袈裟でクサくてキラキラしてるのが、Robby Valentine様。
ぼくが墓場にまで持っていきたいアルバムの内のひとつなのですが、このような名盤、いや神盤が、新品での入手困難というのは、いったいどういうことなのでしょう。
世界は彼を過小評価しています。
