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2006 - 5 / 9
SGIが連邦破産法11条の適用申請
いやはやビックリです。
SGIが連邦破産法11条の適用を申請したようです。
『SGI:Takes Action to Reduce Debt』
http://www.sgi.com/company_info/newsroom/
press_releases/2006/may/sgi_reorg.html
SGIってナンデスカ?、って方もいらっしゃるかと思いますが、「Silicon Graphics, Inc.」というコンピュータ関連の企業です。
その名が示すとおり、グラフィック、とりわけ3Dグラフィックに強く、この分野のワークステーションの販売で世界中に名を知られていました。
いまは誰もが知ってる「OpenGL」も元を正せば、SGI のワーステである IRISシリーズのために開発された「IRIS GL」が起源です。
またスーパーコンピュータの分野でも最先端を走る企業のひとつであり、2004年NASAに納入された「Columbia」が、当時世界最速だった我が日本が誇る「地球シミュレータ」を抜いた事件(三日天下だったことのほうが強く記憶されているかも)は記憶に新しいところです。
SGIの偉業について話し出すときりがありませんが、たしかな技術力を有しているだけでなく、こうしたセンセーショナルな話題にも事欠かなかったことから、「ブランド力」の点においてもそれはそれは高いものがありました。
いまでもそういうイメージがあるのかどうか知りませんが、知り合いの家に行ってパソコンが PCではなく Mac だったら、ちょっくらランクが上がるというか、見る目が変わるというか、Mac > PC みたいなイメージがあった時代がありました。
しかしながら、SGI の前ではそんなもの目くそ鼻くそ。
メルセデスベンツの前で、カローラとシビックのどちらが高級かを競い合っているようなものです。(SGIのワーステは決して高価ではありません。)
もし知り合いの家に遊びに行って、デスクの上にSGIのマシンがあったら、声に出そうと出すまいと、その所有者には躊躇なく一目置いてください。
そんなモンスター企業 SGIが、連邦破産法11条の適用申請です。
盛者必衰とはまさにこのことでしょう。
Amiga に憧れてパソコンの世界を知ることになったぼくですが、Amiga亡き後あこがれの対象は SGIでした。
あまりに遠い存在なので、本当にただ憧れることしかできませんでしたが、やはりそれがこんな形で終わってしまうのは淋しいことです。
いまはただ、なんとか再建への道が閉ざされないように願うばかりです。
投稿者 hamayo : 2006年5月 9日 22:21
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