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2006 - 7 / 5
Stop The World

音楽から教えられることは数多くあります。
立ち止まることの大切さ、ただ前だけを見据えて走り続けることの愚かさ。
Extreme はそのファンクなメタルサウンドの中で、こっそりと重要なメッセージを投げかけてきます。
地球は回り続けることを止めるわけにはいかないけれど、世界がそれに続く必要はないはずですし、ましてや人は自分の意志で自分をコントロールできるはず。
ところが、世界はある面では地球の自転速度以上の速さで動こうと無駄な努力を重ねるだけでなく、ぼくたちにそれを求めてくることもあります。
そして多くの場合、その要求をぼくたちが拒絶することは困難です。
ぼくたちは有機的に結合しあい、その連鎖が世界を形づくっているからです。
本当に?。
本当にぼくたちは、世界の要求を拒絶することが出来ないの?。
そういう疑問を持つ余裕さえ、ぼくたちは失くしてしまったの?。
「Stop The World」の歌詞はとてもシンプルなので、歌がなにを伝えようとしているのかは、聴く人それぞれの想像によって変化するでしょう。
暴走を続ける世界から一歩ひいた場所で、世界と自分の関わりをじっくり見つめ直してみるべきなんじゃないか。
ぼくにはそういうメッセージが伝わってきました。
曲はサビの部分で、悲痛な叫びをあげ続けます。
Stop the world
Stop the world
I wanna get off
Stop the world
Stop the world
Where there is love
追記:
Extreme の曲の中では、非常に地味な曲です。
コアなファンでも、この曲を思い出すのにはいくらか時間がかかるでしょう。
ただアルバム全体を見ると、この曲には重要な役割が与えられていることが分かります。
コンセプトアルバムとしては、かなり完成度の高いアルバムです。
「物事には3つの側面がある」
ぼくの考え、きみの考え、そして真実。
アルバムは 3つのパートに分かれていて、それぞれの関係をきちんと理解するのには、何年もの時間がかかりそうです。
14年経った今でも、新鮮な気持ちでこのアルバムを聴くことが出来るのは、常に新たな発見があるからだと思います。
残念ながら、この傑作アルバムのあと出された 4枚目のアルバムでは、あまりにも豹変してしまったサウンドに多くのファンが失望し、そして Extremeも解散への道を進むことになります。
投稿者 hamayo : 2006年7月 5日 22:18
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