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2007 - 2 /13

両古美山 テレマークで大滑降(大転倒)

 
J君は約束どおり、7時ちょうどにウチにやってきた。
何か悪いことが起きる兆しにちがいない。


2人合わせてけっこうな量の荷物をあっという間に車に積んだら、真っ赤な長靴の除雪おばさんに見送られ積丹へ。
天気はあまり良くない。
いやむしろ悪い。


約1時間半で当丸峠に到着。
峠の長いながいスノーシェードを抜けた、神恵内側に除雪車の展開場があったので、そこに車を停めさせてもらう。


そしていざ両古美山めざして第一歩。
めちゃ深雪&新雪。
Img_1503.jpg


脇に見えているスノーシェードに沿って、両古美山の尾根の取り付き地点まで水平に進んでいきます。


スノーシェードに上がってしまう方が楽そうなので、急だけどガシガシ上ることに。
なんか青空だし。イイ感じ。
IMG_1066.jpg


青空は束の間。
スノーシェードの上を歩くのって気持ちいいなぁ。るんるん。
Img_1510.jpg


なんでもないようなトコで転けるぼく。
そういうもんだよテレマークは。ってことにしといて下さい。
Img_1507.jpg


スノーシェードを降りて、いよいよ尾根に取り付く。
新雪がどっさり積もってます。
除雪おばさんも連れてくれば良かったか。
IMG_1068_thm.jpg


来し方を振り返る。
スノーシェードが生き物のように有機的な曲線を描いています。
Img_1512.jpg


新雪の下はクラストしていて、気を抜くとスキーが滑る危険な雪面。
しかもかなりの深雪ラッセルで息も絶え絶え。
堕落した普段の生活を悔やむがもう遅い。


尾根筋に上がると、めざす両古美山の山容が目に飛び込んできます。
ラッセルの苦労が報われる景色。
Img_1513.jpg


J君、急にテンション上昇。
IMG_1069_thm.jpg


写真で見て取れるように、いちど下らないといけないのが痛い。
帰りはこの下でまたシール登行を強いられるのかと思うと。。。


さてさて、だいぶ頂上が近付いてきました。
ここら辺でぼくの足はもうかなりコタってきてます。
IMG_1071_thm.jpg


よろよろと、股関節のはずれたロボコップのように、頂上近くの稜線を行くぼく。
バネ下重量、片足に付き5kgの増加はかなり堪えるよ、ほんと。
Img_1529.jpg


スタートから約2時間、頂上らしき場所に到着。
奥の茂みの方が標高が高そうに見えるけど気にしないキニシナイ。
Img_1531.jpg


目を開けてるのがやっとの吹雪のため、山頂滞在時間1分で即下山。
昼メシのために風が避けられる場所にさっさと移動。
IMG_1072.jpg


待ちかねた昼メシは、hamayo特製 白いチゲ鍋(ウソ)。
IMG_1073.jpg


暖かいスープで体を温めたら、冷えないうちに速攻で滑降の準備。
この瞬間のためにここまで頑張ったんだよ。
Img_1533.jpg


テレマーク、出来てるやん。
ええ写真撮ってくれてるやん。
グッジョブJ君。
Img_1540.jpg


いやー、天気は悪いけどめっさ気持ちエェ~斜面ですわ。
Img_1544.jpg


J君もメタで滑降開始。
いや、ぼく的にはぼくのシュプールに見惚れる画ですな。
IMG_1074.jpg


よっしゃ。激写成功!。
まぁ、ぼくはもっと転けまくってたけどね。
IMG_1075.jpg


しゃぁない、カッコええ所も載せてやるか。
IMG_1077.jpg


滑り終えて、突如ひざまずくJ君。
IMG_1079_thm.jpg


ふたたびシールを付けて歩き始める。
来たときのトレースをあっという間に消し去る吹雪の中、アルピニストJ君が行く。
IMG_1081_thm.jpg


また登りなのかっ。
ラッセル筋が悲鳴を上げる。
除雪おばさ~ん。
IMG_1084.jpg


登り返して、両古美山を振り返る。
「ようあんなトコまで登ったなぁ」
互いの転倒を讃え合ったのでした。
IMG_1085_thm.jpg


天気は悪かったけど、なかなかいい山でした。
登り返しがあるのがちょっとマイナスかな。


登り2時間強。
下り2時間弱。
Webで見かける他人のサイトやガイドでは、登り1時間、下り30分てなってるのが多いけど、ありゃ大嘘だな。
昔の人はいい言葉を残したものだ。

 「登山のガイド本のコースタイムには、執筆者の見栄が50%含まれる」
 
けだし名言だよなぁ。


今シーズン、もう1回くらいアルピニスト気分を味わいましょう。J君。


 ・・・後編へつづく

投稿者 hamayo : 2007年2月13日 23:10

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コメント(7)

大滑降(大転倒)、タイトル見ただけで笑えてきて楽しくなりました。
今回は素敵なお写真いっぱい見せていただけて嬉しいです。
お友だちと二人で楽しそうですね~。
暖冬でもやはり北海道には雪がたくさん積もっていますね。
こんな所で遊んだら面白そうだけど、私にはそんな重そうなバッグ背負うのは絶対無理です。
ところでスノーシェードっていうのは一般の人が使うためにあるのですか?(^^;

お山ではお疲れ、ボロコップhamayo君。
スノーシェードの上からお山を拝んだ時は軽くひいたけど、ワスらもやるもんやねー。
完璧にアルピニストの世界でしたな、ふむふむ。
まー、お山専門の山スキーヤーからしたら超初級者コースなんやろうけど・・・
ゆうたかて、ワスはあくまでハイカーっちゅうことで、次回の選択はヨロシク。
今度はスープにゆっくりパンをひたひたしながら食べれるようなとこがええわいね。

人の食べ物などが美味しそうに見える瞬間で、人の体験が
楽しそうに見え羨ましく思えました。

実際楽しかったのでしょうが、東京は全く雪が降りません。

先日の3連休に実家に帰りましたが梅の花が咲いていま
した(汗

P.S
同じカメラで撮られたんですか?

と言うより、hamayoさんが撮影された方はD70の特徴なの
でしょうか、以前お話し頂いた青み(雪の部分)が若干
ハッキリでているな・・・と言う感じです。

僕も撮影に出なければ(汗

to 水仙さん

いやー楽しかったですよ。
街の中にいて、こんなに充実した気分はなかなか味わえないです。

登ってる最中は、足が痛い、肩がこる、風が冷たい、暑くて汗ドバドバ、吹雪で前が見えない、山頂は遠い・・・などなど辛いことばっかりだけど、なぜか楽しいんです。

スノーシェードは、雪よけのトンネルです。
別に山の中や地の底に掘られたわけではなく、地上の道路に雪よけのカバーを掛けた感じのトンネルですね。


to J君

ボロコップとはひどい言われようやな。
次回はガンダムぐらい(マグネットコーティング無し)にまでは動けるようにしといたるわ。

まぁ今回も天気さえ良かったら、山頂でのんびりランチタイムやってんけどな。
山登りの食事で、あんなに早送りで食うて超光速で撤収したのは初めてですわ。

3月になったら天気も安定するやろうし、遭難せん程度にアルピニスト気分にひたれるお山に行ったろうやないの。

おっと、入れ違いでバオヤッキーさん、こんばんは。

もうはや梅ですか・・・。
こっちじゃ梅はあと2ヶ月先かなぁ。
それでもやはり暖冬傾向ですね、北海道も。
ドカ雪もじきに融けてしまうし、バナナで釘が打てるような極低温になんて全然ならないし。

カメラは昔使ってた、キヤノンのG2です。
J君のも同じキヤノンのS3だったはず。

G2のころのキヤノン(今でもNIKONに比べたらその傾向は強いけど)の画作りは記憶色重視で、ぶっちゃけた話しハデハデケバケバだったんですよね。
新旧キヤノンの画作りの差が出た結果かもしれません。

あとぼくはホワイトバランスは自動じゃなく、昔から常時「自然光晴天」に固定してるので、J君がオートホワイトバランスで撮ってたなら、その差もあるのかも。

ワスのS3はホワイトバランス曇りやで。
キャノンの中でも特にS3はニコン寄りの画作りっちゅう話みたいね(元カメラ屋の知り合い曰く)
ワスにはさっぱりわからんけど・・・

まー、ボロコップのテレマークの腕が一流ならニコン持ってってもろうてかっちょええとこ写してもらうとこやねんけど・・・当分無理か(笑)

テレマークの腕もさることながら、足腰を鍛えるほうが先決やと思うな。まじで。
お山に持っていくカメラはとりあえずコンデジで十分やけど、やっぱり24mmくらいの広角が欲しいですな。

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