2007 - 4 /22
冬の終わりの儀式
ようやく気温も二桁に届いた週末、黄砂に征服された空が山吹色の光を落とすなか、ひと冬はたらいてくれたウェアやギアの手入れをしました。
patagonia の パフライダージャケットには特にお世話になったので、念入りに洗濯してあげました。
山だけでなく通勤や町歩きにもフルタイムで着倒したせいか、すぐにどす黒い洗い水がでてきてびっくり。
冬には洗濯物を外に干すなんてできなかった。

今年はじめて装備に加わったクライミングスキンは、保管方法がどうもはっきりしません。
サポートサイトではチートシートに貼り付けて保管となってるけど、暖かくなってきた4月には、たった2週間貼っていただけで粘着面が若干糸引き状態になってました。
なもんでクライミングスキンはチートシートを使わずに、粘着面同士を貼り合わせてひと夏をすごさせてみようと思います。
来シーズン剥がすときに、大胸筋を肉離れが襲うことが予想されそうなくらい、ブラックダイヤモンドのスキンの粘着力は強大ですけど・・・。
そういや今日は、選挙の投票日・・・
・・・もちろん選挙には行ってきましたよ。
国民、市民として以前に、ヒトとしての責務ですから。
道新の出口調査を受けました。
前んときはたしかNHKだったかな。
投稿者 hamayo : 17:49 | コメント (4) | トラックバック
2007 - 4 /18
三段山でスキー納め -その2:いまだパフ雪テレマーク-
非日常的な雪山での一夜が明けました。
自分の指先さえ見えないほどの漆黒が充満していた穴ぐらには、ほの青い光があふれていました。
雪深い地方では、雪の中に野菜を埋めて貯蔵するという習慣がありますが、たしかに雪は冷たいけれど、優れた断熱材でもあるようです。
飲み水は昨夜からなにひとつ変わらずに液体の状態を保っていましたし、寒さで目が覚めるようなことは一度もありませんでした。
恐れていた天井の沈下や落盤もなく、降雪が入り口を塞いでしまったり、しずくがダウンシュラフを濡らすようなこともなく、雪洞が極めて快適で安全な(少なくとも、テントよりは何倍も優秀な)ソフトハウスであることを、身をもって知ることが出来ました。
やっぱり今日もコケるのか?(さらに画像大増量なのでご注意)
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グッモーニン、穴の外の皆様。

雪洞の中はとてつもなく静かなので、外のようすはサッパリ分かりませんが、入り口付近での昨夜からの降雪は 10cmくらい。
今日こそは晴れてくれるだろうか・・・。
驚いた!。
晴れてるし、前十勝岳も見えるし、安政火口かから立ちのぼる噴煙まで見える!。

さっそく朝食(お汁粉とパン)を胃に収めて、出発の準備。
昨日ナマコ尾根の基部を歩いたとき、雪面が風に叩かれていたことを考慮し、また雪洞を掘った馬場沢が意外に夏道コースに近かったことから予定を変更、夏道コースで三段山を上がれるところまで行くことにしました。
ホワイトアウトに備えて、デポ旗の準備。

さて出発。
どえらい傾奇者の装いですな。

2段目を登るころには、すっかり雲の中に入ってしまったようで。

2段目上部では、カリカリのバーンにMeta履きのJ君が立ち往生してます。

スネオの木と命名。
あとワンピッチ登れば、広い台地状の緩斜面に出られそうなのですが、ストックが刺さらないようなハードな雪面に戦意喪失。
今回はピークハントが目的じゃないしね。
ここを山頂とす。

今回は昼メシは雪洞で食うので、行動食をポリポリ食べながらガスが晴れるのを待ちます。
天頂部はうすら青い色をしており、雲の上辺が下がれば視界が開けそうなのに、時間が経つにつれてガスは濃くなっていく一方。
こりゃ待っても仕方ない。
さっさと降りるべ。
J君、超ヘッピリ、いや超後傾でドロップイン。

雪煙を上げながら華麗にターン。

ぼくも視界ヒトケタの雲の中をスキッドで安全に。

あ、木ぃや。やばいんちゃうん。。。

ふぎゃぁ~~。。。
なんかうずくまってる。

しゃーない、フォトショッパーhamayoが自らの手でガスを取り去ってやるか。
たすけて Photoshop~!
あ、かの有名な、orz だ!。

J君も負けてへんでー。
颯爽と斜面を駆け抜ける!。

お、こりゃコケるな。

うひゃひゃひゃ~。

雪の中から起き上がってきたのは、マトリックスのネオや!。
それともあんたが白ウサギか?。

樹林帯に入ると、底がしっかりしたパフパフの新雪。
こーゆー雪なら恐いもんなし。
シーズン最後に、シーズン最高の雪をごちそうさま~。
ヘイヘーイ。

ホイホーイ。

こんなとこにクラシックテレマーカー発見。

J君もいっくでー。

ミルキーパウダーでうるうるやー。

デポ旗を回収しながら雪洞に着くとちょうどお昼前。
重たい目して持ってきた肉塊チャーシューの昼メシ。

J君はチキンラーメンにチャーシューを投入。

空腹を感じるヒマがないくらい、食い倒れ山行になってるような・・・。
さて名残惜しいけど、ぼくらは山を下りなきゃいけない。
掘った雪洞は安全のため壊すのがマナー。
もったいないけど仕方がない。
ぼくより 8kg重い J君が四股を踏む!。

しかしながら、どんなに頑張ってもひび一つ入らない。
たしかに、スノーソーを挿すだけで苦労したほど締まりに締まった雪だから、それもうなずける話し。
結局スコップで崩し、ブロックで埋めて、フェアウェル雪洞ちゃん。

馬場沢から這い上がると、はるか下に人間の居住区が見えてきました。

さて、あそこに帰るかな。
食料の分だけ軽くなった荷を背負い、もう一滑り。

軽くなろうがどうなろうが、コケるときはコケる。

カタログのオファー来えへんなぁ。

白銀荘に到着~。
ありがとう三段山。ありがとう馬場沢。

とにかく。
そう、とにかく、非の打ち所がないキャンプでした。
シーズンの締めを飾るにふさわしい、内容の濃いツアーになりました。
とりわけ雪洞作りに関するノウハウの多くは、ブラウザのスクリーンからは絶対に学び得ないものであり、経験によってのみ体得できるその滋養に満ちた知識や技術が、自分達のアタマとカラダに染み渡っていく音を、ぼくたちは確かに耳にすることが出来ました。
疲れていないといえばウソになるけど、体の奥にある心地よい熱源が、それを覆い隠していました。
うまくコントロールしてあげないと、ぼくたちを子供に戻してしまいそうなくらい、その熱源は活発に脈付いていました。
ぼくたちは、良くできた映画を見終わったあとのような気分で、スキーを脱ぎ、山をあとにしました。
投稿者 hamayo : 23:24 | コメント (3) | トラックバック
2007 - 4 /17
三段山でスキー納め -その1:雪洞泊-
町はもう、春へ向け秒読み段階の4月14日・15日。
今シーズンの冬遊び終業式に、野良テレのメッカ三段山で J君と遊び倒してきました。
元々の計画では、白銀荘~白金温泉の冬季通行止め区間を道路沿いに滑り、望岳台でキャンプするというものでした。
でも吹きさらしの望岳台は雪が少ないだろうし、滑っても面白くなさそうということで 1週間前に予定を変更、三段山のナマコ尾根基部あたりで雪洞かイグルーを作って野宿しよう!、ってーことになったのです。
富良野川源流部馬場沢への道(画像イパーイなので覚悟してね)
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登山口は三段山のベース。
積雪量は十分です。
いまだガンダムごっこが抜けきらぬオサーン一人。
もうええちゅうねん。

ナマコ尾根へ向けては十勝岳避難小屋への夏道を途中まで辿り、一つ目の火山観測所があらわれたら南東に折れて斜面を詰めていきます。

標高 1,100m 付近から傾斜がきつくなり、13kgもの荷物が肩に食い込みます。

1,150mあたりでナマコ尾根の基部に取り付こうとしますが、急に天候が悪化し、かつ風が吹き抜ける場所なのかカリカリにクラストした雪面が現れ始めたため、ここいらへんで雪洞を掘れる場所を探索することにしました。
小さな沢が幾筋か走る場所で、雪洞適地を探します。

いくつかの候補の中から、風が比較的弱い、通称「馬場沢」源頭部に掘ることに決定。

鍬入れ式。

ノコ入れ式。

風雪が容赦なく体を叩きます。

約一時間で、ひと一人がすっぽり入れるだけの大きさまで掘れました。
ビバーク時ならこれでも十分です。

途中、氷の断層に行く手を阻まれそうになりましたが、ノコ&スコのコンビネーションで切り抜け、コツを掴んでからは割りとサクサク掘り進めていけるようになりました。
幅は十分、あとは奥行きを付けていきます。
目標 2m。

交替しながら地道な作業を。

掘り疲れて眠ったら凍死ですな。ふむふむ。
2人が入れる大きさにまでなれば、ポッポや気分で作業はぐんぐん捗ります。

自分、鉄道員(ぽっぽや)見てないんで。
掘り出してから 4時間30分後、ついに雪の御殿が完成しました。

入り口の右脇にあるブロックは、吹き付ける風雪を遮るために作った壁です。
でも壁を建て終えたころには、風は止んでました。
ま、そーゆーもんですわ。
ようこそ Ass hole house へ。

搬入を終えるともう 18時。
いつの間にか風は止んでいましたが、山の夕暮れは早く、あたりはすでに夕闇に包まれつつありました。
今夜のあかりはロウソクひとつ。

雪洞の内部はいちめん真っ白なので、たったひとつのロウソクでも十分なあかりになります。
夕食作りの光景も、なんだかとても幻想的。

ぼくの夕食は 「ほうとう風うどん」です。
冷え切った体を芯から暖めてくれます。

ごはんのあとはお酒なぞ飲みつつ、自分達が作ったあまりにも完成度の高い雪洞に感動しきり。
学生時代の耐寒キャンプでは、毎年のようにイグルーに挑戦し、いつもタダの壁しか作ることが出来なかったことを思い出し、こんなオッサンになってようやくパーフェクトな雪洞を完成させた自分達を、互いに褒め称えながら夜は更けていきました。
・・・つづく
投稿者 hamayo : 22:11 | コメント (5) | トラックバック
2007 - 4 / 1
六花のつゆ、その他 今日の買い物
六花亭、有名ですよね。
もちろんおいしいし、素朴で、それに高価じゃない。
マルセイバターサンドがとりわけ有名で、というか、それ以外のお菓子ってあまり知られてないかもしれない。
今日は秀岳荘へ行く途中でたまたま、「あ、こんな場所にも六花亭あるんだ」って感じで、ほうじ茶を買いに立ち寄った六花亭で、「六花のつゆ」を買ってみました。

ボンボンです。
そのままでもいけるけど、紅茶に入れるとよろしいそうで。
食べるのがもったいない。

でも六花亭はお菓子よりも、ほうじ茶を買うために行くことの方がぜんぜん多いです。
ここのほうじ茶は、いわゆる加賀棒茶といわれるものです。
初めて戴いたのは北海道神宮の茶店でした。
ケンタッキー州にある鍾乳洞のように奥深い味わいに、ほうじ茶をバカにしちゃいかんなとその時思いました。
さてボンボンのお味ですが、ハスカップ、コアントロー、ペパーミント、梅酒、ブランデー、ワイン、の6種類です。
缶入りもありますので、プレゼントなんかにいいかなぁ、と。

秀岳荘では、ノコギリを買いました。

ずいぶんと切れ味にぶそうに見えるけど、何を切るためのノコギリでしょうかねぇ。。。

こんなものも・・・
・・・買ってしまいました。

スクレーパーです。
3本の針葉樹がイイ感じ。
