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2007 - 7 /22
安足間岳ってどこにあるの?(前編)
表大雪にありながら、なかなかにマイナーな山だなぁと思ってたけれど、実際に登ってみて、また後になっていろいろ調べてみるにつけ、マイナーを通りこして「不遇」といってもいい山だな、安足間岳よ!。
安足間岳は、北海道第2の高峰北鎮岳から西に延びる、表大雪北方稜線上にある標高 2,200mの山です。
この稜線は、比布岳と国立峰との中間で、はっきりとした二つの尾根に分かれます。
この分岐を「安足間岳分岐」と呼ぶようです。
安足間岳周辺図

主稜線はそのまま西に、国立峰-永山岳-沼の平-愛山渓温泉に至る登山道が付いています。
もう一方の尾根は南へ折れ、ほどなく安足間岳の山頂を形づくり、南南西に当麻鋸-当麻岳-当麻乗越と続きます。
尾根の規模はむしろ後者のほうが立派なのですが、前者の主稜線は愛山渓温泉という登山口に接続しているためか、歩く人の数には大きな開きがあるようです。
また、地図やガイドブックの中には、安足間岳分岐を安足間岳と記しているものもあり、なおのこと「真の安足間岳」へ足を向ける人は少なくなっているように思います。
事実、山頂で休憩していたあいだに愛山渓方面から登ってきた人たちのほとんどは、こちらには目もくれず比布岳方面へ歩いていきました。
この北方稜線上で最も高い、2,200mという標高を誇っているというのに!。
そんな不遇な山、安足間岳。
安足間岳登山を目的として登る人は稀だろうとは思うけど、ぼくは敢えて君に登ることを目標としようじゃないか。
コース

コース断面図

往復 15kmもあったのか。。。
登る前に知ってたら行かなかったかも。
愛山渓から登るんじゃないの?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
本来なら、日帰りでここいらのお山を登るとすれば、愛山渓温泉から入るのスジなのですが、愛山渓温泉のお宿は予約が取れず、また登山口周辺はキャンプも禁止されているために、あきらめざるを得ませんでした。
そのため旭岳青少年野営場でキャンプし、朝一番の旭岳ロープウェイを使って姿見駅まで行き、姿見-裾合平-当麻乗越-当麻岳-安足間岳 というルートを辿ることにしました。
姿見駅を降りると、ちょうど旭岳の肩から太陽が顔を出したばかり。

お花畑の向こう遥かに安足間岳。

旭岳を目指す人:裾合平へ行く人 の比は、
33:1 。
定員101名のロープウェイに満杯に乗った乗客のうち、裾合平方面に向かったのはわずかに 3人だったのです。
安足間岳だけでなく、コース自体もマイナーなようです。
朝のひんやりとした空気の中、まずは裾合平をめざして歩き始めました。

姿見から裾合平までは、地図で見る限りほぼ平坦かと思っていたのですが、コース断面図にあるように実際はこきざみにアップダウンをくり返し、また意外と距離もあって、思いのほか体力を消耗します。
歩けども歩けども、ぜんぜん近付かんぞ。。。

7月中旬のこのときは、裾合平までいくつもの雪渓が残っており、傾斜がきつく、小さからぬ規模の雪渓もあって、悪天候時は注意を要します。
ジェームス君、足元注意してねん。

上からも下からも攻めてくる、可視光と紫外線。

前半は、旭岳の裾野を70度くらい回るように歩くので、荒々しい旭岳の顔がダイナミックに変化していくさまが見られます。
彫りの深いお顔。リトル大山(鳥取県)ですな。

そして姿見から1時間、裾合分岐に到着。
裾合平には、しっかりとした木道が付いてます。

この分岐を東に行けば、北海道最高所の温泉 「中岳温泉」です。
午後になれば、姿見から旭岳へ行ったマジョリティ登山者のうちの、間宮岳-中岳温泉-裾合分岐-姿見 という周回コースをたどる人たちがここから降りてくることでしょう。
そうそう、真実も伝えなくちゃいけません。
「しっかりとした木道」なんて書きましたが、「しっかりした」のが敷設されているのは一部分です。
それ以外の多くの場所は、ドロドロのヌタヌタで酷い状態でした。
ここなんてもう、木道っていうかイカダですな。

雪解けの今時期だけの問題なのかもしれませんが、長靴持参がベストです。
姿見から約150m上がったものの、コースはピウケナイ沢へ向けて徐々に高度を下げていきます。
人間の気配が急に希薄になり(今までだってヒトはいなかったけど)、いつの間にかぼくは山々の領分へと入りこんでいました。
大雪の山々に囲まれた裾合平
![]()
(404KB;要Flash;別窓で開きます)
ピウケナイ沢に近づいてくると、しばらくは安足間岳が視界から消えます。
そして、渡渉があると事前に聞いていたピウケナイ沢は、雪解けの増水なのか、想像以上に水量がありました。
渡渉、、、できるのか?。

飛び石伝いに超えられそうに見えますが、ヒトの跳躍力で飛べるような間隔では岩も石もありません。
しかも水量が多く、ゆうにひざ下までの深さがあります。
うぅむ。。。さてさてどうしたものか・・・。
後編に続く。
投稿者 hamayo : 2007年7月22日 23:07
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最高に奇麗な所ですね。
実際に体を使って登っている人の目には疲れが先なのか
美しさが先なのか、どっちなのですかね(汗
いやー 本当に心が洗われますね。
緑&青&光のコントラストがサイコーですな、ふむふむ。
して往復15kmか!?
ちーと長いけど、標高差はそんなもんでもないし見晴らしもええさかい、気持ちよう歩けそうやん。
ゆうたかてオサーンは距離を知った上で行ったはずや!
マゾ的においしいと!!
二万五千図にはルート出てへんけど安足間岳から沼の平へ抜けれんのね?
それなら、愛山渓温泉スタートで安足間岳~当麻乗越~沼の平~温泉にもどーるってありちゃうのん?
沼の平周辺はプーさん多そうやけど・・・。
to バオヤッキーさん
旭岳の姿見まではだれでもロープウェイ上がれるので、シーズン中は絶景を求めて観光客がたくさん訪れます。
帰りのロープウェイは、乗客のみんなが満ち足りた顔をしていて、知らない者同士なのになんか一体感があるように見えました。
ま、そうはいっても、ぼくは汗臭い登山者なので、どちらかというと疎外感のほうが・・・。
疲れが先か美しさが先か・・・。
疲れてるけど美しい、って感じですかね。
自分の足で獲得した風景だから、より美しく見えるってのはあると思います。
to J君
愛山渓からやったら 片道5kmちょっとやったんよね。
地図でぱっと見ぃ、姿見からでもそない変わらんように見えてんけどな、だいぶ違ってましたわ。
しゃーけどわしゃアンタほどマゾやないで。
芦別岳周遊はせーへんな。
山中一泊ならええが。
ゆーても、川柳「羊蹄に 登らぬバカと 二度登るバカ」でいうところの、二度登ったバカのほうやけどな、ワシも。
> それなら、愛山渓温泉スタートで安足間岳~
> 当麻乗越~沼の平~温泉にもどーるってあ
> りちゃうのん?
そやで。
ちゅーか、それがノーマルルートでんがな。
永山、国立に先に登る時計回りでな。
当麻乗越から安足間岳に向けて登るやつ(反時計周り)はあんまりおらんらしい。
大雪の他のエリアから比べたら、クマさんは少ないらしいで。
でも大雪山系唯一の羆害死亡事件はここで起きてるからなー。
1949年のハナシやが。
登ってる時は二度と来るかい!・・・と思いつつも、時間が経つと苦なる思いは浄化されて、絶景だけが今も目に浮かぶんやさかい、不思議なもんですわい。
てなわけで、また行ってみたいわな、アシベイベーは!(今年は遠慮するけど)
マゾ度の高いロングコースもええんやけど、全く同じ道を戻るっちゅうのはちと味気ないよなー。
カリバーのフモンナイに続く稜線もこないだ見てどえらい惹かれたけんど、往復20kmはキツイし。
やっぱし、車2台で縦走にしたいわね。
来年のまたお花の時期に行ってみるけ?
同じ道を戻るんは確かにつまらん。
登山文化が成熟してる本州やと、公共交通機関がいろいろ使えるから縦走しやすいんやけどなー。
北海道やと知床か大雪以外は、車二台でやるしかないですな。
フモンナイの尾根はごっつそそられたよな。
緑も濃かったし。
車二台やとおもろそうなコースはようけありそうやね。
武華岳-武利岳とか、ニセイ-平山とか。
あとニペソツとかウペペサンケかて登山口2ヶ所あるしな。
ニペソツで稜線のテン泊なんてステキや~ん。