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2008 - 9 /18

1995年の借りを返さん_1:岩間温泉



中古で買って3日目のジムニーを11月の深夜の岩間温泉で横転させ、ミゾレ降る森を国道までひたすら歩き、朝いちばんの車が通りかかるまで5時間待ち続け、
運良く1台目の車を捕まえることに成功し、なんとか脱出するに至ったあの忌まわしい事件。


あのころは絵に描いたような愚か者だったJ君もぼくも、長い年月をかけて徳を積み、ようやく過去の業と決別するときをむかえました。


カルマ・クレンジングの旅へ
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国道から林道を走ること10数キロ、石狩岳のふところ深くに湧く岩間温泉は、かつては道内でも指折りの秘湯として一部の人のみが知る温泉でした。
しかしそれはもう、過去のはなしです。


ある程度予想はしていましたが、夏フェスの会場のごとく車とテントがひしめき合った'かつての秘湯'は嫌悪感を抱かせるほどに変わり果てており、先乗りしていたJ君チームのテントの近くには到底テントを張れるような場所はありませんでした。


ぼくは温泉から少し離れた場所で林の中に入り、


 ・鹿のフンだらけの整地された場所
 ・オシロイシメジが群生する平らな場所


の2箇所の、ちょうどテント一張り分のスペースを見つけました。
そこだけ草がペタンコに寝ている前者はどうみても鹿の寝床のようなので、後者の「オシロイシメジが群生する平らな場所」にテントを張りました。


Osiroi-shimeji-Mushrooms Camping Ground
オシロイシメジ・キャンプ場

かつて秘湯と呼ばれていたころの雰囲気を、少しだけ味わうことが出来そうです。


静かな野湯ではなくなってしまったかもしれませんが、この温泉はなにも悪くありません。
順番待ちをするほど大勢の人が訪れようとも、湯の香りより肉が焼ける匂いのほうが強くしていようとも、鹿の遠鳴きのかわりに飼い犬たちの喚き声が響きわたろうとも、この温泉はなにも悪くないのです。


どれだけ時代は変わろうと、それでも湯は変わらずに湧き続けています。
岩間温泉




秋の日暮れは早く、太陽が山かげに隠れると急に空気が冷えてきます。
川渡りの手前まで戻り、3人で静かな晩御飯。


温泉と同じように体を芯から温めてくれるキムチ鍋に舌鼓を打ちました。
キムチ鍋




温泉に入り、体が冷めないうちにテントに戻ります。
シュラフにもぐりこんで地面に寝転がっていると、川のせせらぎの音に混じって時おり、川底の石が転がる音が低く聞こえてきます。
自然がかなでる優しい音につつまれて、いつの間にか眠ってしまいました。


ブッシュキャンプの夜は更けゆく


空腹で目が覚めたときにはもう、マグライトの電池は切れていました。
薄い幕体を透して、月齢14の月光がテントの中にまで落ちてきます。
そうだ、今日はフライシートを張らなかったんだ。


テントのジッパーを全開にして、青黒い森と青白い夜空を見上げると、境界線のシルエットがほんの少し揺れています。
森の上では風が吹いているようです。


近くで鹿が足を踏み鳴らす音が聞こえます。
ドスンドスン。
昼間、鹿の寝床の上を歩いたので、鹿が怒っているのかもしれません。
テントを張らなくてよかった。



そして朝がやってきました。
もう空腹を我慢することもありません。
キャンプの朝食


そしてぼくたちは、山へ向かいます。


・・・この項続く

投稿者 hamayo : 2008年9月18日 07:21

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コメント(6)

こんばんわ~!
岩間温泉って名前を聞いたことがありますが露天風呂(@_@)???筋肉質の女性も一緒に?(笑)暗がりの露天風呂は怖いです。温泉の底に何か潜んでいたら如何しようって思います^^。koyuki達はジンギスカンが定番ですがキムチ鍋は美味しそうですね。御餅も良いですね。レシピ教えてくださいましm(__)m 。

あれから13年良くぞ生還されました(^Q^)/^さてさてユニとの遭遇はどうなりましたか楽しみにしております(*^m^*)

ぶ、ブはっ・・・筋肉質(笑)!!
ぼ、ぼく、知ーらないっ。。。((((;゜Д゜)))
「筋肉美」の言い間違い、ですよね?(フォローフォロー、、、っと)

あれはぼくじゃなくて、J君ペアのみよみよさんです。
ぼくの1個下がJ君で、みよみよさんはもう2つ下。
大学で同じクラブだったんですよ。

キムチ鍋は、野菜をてきとうに入れて、キムチ鍋の素と、キムチを入れ、うどんを投入してポンです。
今回のキムチ鍋は Made by J君ペア ですが、ぼくは普段山の中でちゃんとした食事を作るとき(とくに冬山では)は、下界で90%がた作っておいて、それをナルゲンボトルに入れて持っていくんです。


で山の上ではナベにあけて暖めるだけで、すぐにごはんが食べられるって寸法です。
本来は水筒なんだけど、口が広くて漏れなくて、頑丈で熱にも強いので、重宝ですよ。
家に帰ってから洗うのがたいへんだけど。

泊まれんかったあの日から早13年、岩間があないにフェス化してようとは・・・(汗)
こりゃ、真冬に行っても独占っちゅうのは無理そうやね。

キムチチゲ(夜昼合わせて)670円、ひーちゃんサンド130円・・・痴呆王子によるサプライズpriceless。

タダメシ食えて良かったやん(笑)

どーも、どーも、お疲れちゃんです。
素晴らしい湯、素晴らしい夜、素晴らしい鍋、素晴らしい大自然、そして素晴らしい?仲間たちに乾杯!
できる事なら、一緒に鍋を、湯浴みを、ランタントークを、至福の瞬間を共有したかった・・・いつの日かそんな事が再び出来る事を願って・・・マウンテンジャーニーサイテー!

to J君

もう、そっとしておいてやるか、って気持ちにもなるな。
あないに人だらけやと。

ぜんぜんプライスレスちゃうっちゅうねん!
往復80kmもよけいに走らされたし、遅うなったよってに温泉も入らずに帰ったちゅうねん。

to kacchinさん

湯は素晴らしかったけど、湯の周りはどえらいことでしたよ。
テントも離れた場所に張るしかなかったんで、ぼくはひとり、白いキノコとランタントーク(笑)。

ぜひ次回は漆黒の闇の野湯でのランタントークへのご参加を!

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