« HNY! | メイン | もっとマジメにテレマークを »

2010 - 1 / 5

Quest of Radeon



新しいパソコンも無事に組み上がり、Windows 7 もうわさ通り10数分でインストールが終わりました。
64bit-OS ということで、手持ちのソフトウェア資産がどうなるだろうかと心配していましたが、Nikon Capture 4 というフォトフィニッシングソフト以外は、なんの問題もなく動いてくれました。


しかしひとつだけ、とても大きな問題が発生してしまいました。
いままでずっと、グラフィックカードに関しては Nvidia党を通してきており、今回も GeForce GTS 250 を導入する予定だったのですが、ショップの在庫の関係で直前になって Radeon HD 5750 に変更せざるを得なくなったことが、悪夢の始まりとなったのです。


Goodbye BNC.
サヨナラ5BNC







その大きな問題とは、Radeon HD 5750 の出力を液晶モニタではなくCRT(ブラウン管モニタ)にするとき、グラフィックカード側をD-Sub15、モニタ側を5BNCのアナログ接続した場合、リフレッシュレートの変更ができないというものです。
60Hzしか選べないのです。


もともとBNC接続の場合DDCが使えないので、パソコン側はEDID情報を受け取ることができないのは仕様ですが、そういうのはグラフィックカードのドライバでどうにでも手動で設定できるものだと思っていましたし、事実GeForceシリーズのドライバではそれができていました。
RadeonとGeForceとでは、こんなにも作法がちがうものかと強い衝撃を受けました。


レジストリの深い洞窟へと下りていきました。
非純正の未知のドライバを手当たりしだい試したりもしました。
INFファイルを無理矢理読み込ませることにも挑戦しました。
いたるところで、ありとあらゆる抗戦をくり広げましたが、事態は全く好転することはありませんでした。


Radeon HD 5xxxシリーズ自体、DirectX11世代の最新グラフィックカードというだけあって、ネット上にもこの手の情報はまだそれほど蓄積されていませんが、ていねいに徘徊すれば同じような現象の報告はちらほら見つかるものです。
そして、その解決方法が今のところないということもわかりました。
そうした情報を事前に収集することができていれば、話はまた別のものになっていたとおもいますが、そうはうまくいかないのがまさに自作PCの醍醐味ともいえるでしょう。


F1マシンをモチーフにした、ふざけたファンシンクにイラだち倍増。
ふざけたファンシンクにイラだち倍増



とはいえCRTの利用者も激減していますし、5BNC接続にいたってはその存在さえほとんど知られていないものですから、切り捨てられていくのが運命であることは、当事者のぼくにでも理解できます。
さらにいえば、液晶モニタ全盛の時代、リフレッシュレートというパラメータ自体がほぼ無意味なものとなっているわけで、今後AMD社がこの問題に対応してくれることは、あまり期待できないでしょう。


というわけでこのトラブルの顛末ですが、D-Sub15←→D-Sub15のケーブルで接続することで、いちおうの解決とすることにしました。
いうまでもなく、D-Sub15同士ならばDDCが有効ですので、なんの問題もないのです。


投稿者 hamayo : 2010年1月 5日 21:18

関連するエントリ

【エントリ・タグ】

    このエントリにはタグがありません。

    このエントリは、 PC > ハード カテゴリに属しています

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: Quest of Radeon

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://cosmeticpunk.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/370

コメント(4)

こんにちは。

そんな事ってあるんですね。
僕も割と最近までCRT使用者でしたが、それ程の壁にぶち当たった事はありませんでした。
僕の場合はD-Sub15/13W3の2系統入力のCRTで、
13W3変換アダプタを入手するのに苦労したという記憶はあります。
hamayoさんのCRTはリアデザインがせり上がっている感じから察するに某EのCRTでは無いかと思います。
某EのCRTなら発色も綺麗ですし、何とか使い続けて欲しいです。
僕はもう、液晶に心を売ってしまいました、、、。

こんばんは。

おっ! 13W3ですか。
Sunのワーステか何かでしょうか。
パソコンの世界、マイノリティは苦労しますよね(笑)。

 > 某EのCRTでは無いかと思います

ご名答。
T966です。

すでに積算使用時間が2万時間を超えており、30分くらいウォームアップしないとまともな色を表示してくれませんし、月に一度は3色ごとにゲインとカットオフを調整しないとダメですが、調整後はやっぱりすばらしい表現力です。

ぼくの場合、液晶からCRTへと乗り換えたクチなんです。


おはようございます。
>T966です。
>30分くらいウォームアップしないとまともな色を表示してくれませんし…
そういうものだったのですか。おいらのDiamondtronも最近、起動直後の発色が悪くて???だったのですが、なんだか奇妙に安心しました。

しかし…
>レジストリの深い洞窟へと下りていきました。
これ、hamayoさんらしい、グットな表現ですね。しびれます…。(笑)
もっとも、Linuxならこの辺はすべてtextですから、とてもこうした表現のしようがありませんが…。(笑)

じつは、最近、awesomeというウインドウマネージャーに嵌まってまして…。これが、どうにもワイドモニターですと使いにくくて、ひさしぶりにDiamondtronを引っ張りだしたら、「ともあれグット!」でした。

やっぱり、CTR良いですね〜!。


こんばんは。

このT966がダメになったら、間違いなくLCD、あるいはnext液晶なフラットパネルにすることになると思いますが、ともあれ大事に使っていきたいです。
フォーカスだけはいまだしっかり来てるので、その点では安心してます。

Windowsの設定の多くは、レジストリさえ理解できればとてもたやすいのですが、むやみに複雑な設定画面や煩雑なコントロールパネルでの操作が、「設定」というものをよけいにややこしく見せているとしか思えません。

その点Linuxのようにテキストベースの設定ファイルは、検索/置換を駆使して編集できるのがいいですよね。

コメントする